(news24.jp)フランスの大統領選挙に立候補する主要5候補による初めてのテレビ討論会が20日に行われ、EU(=ヨーロッパ連合)からの離脱などを巡り議論が紛糾しました。
(写真:TTXVN)
討論会に参加したのは、極右政党「国民戦線」党首のルペン候補、独立系のマクロン候補ら5人。大統領選は4月から5月にかけて行われ、EUからの離脱や移民流入の制限など、過激な主張を掲げるルペン候補の台頭が注目されています。
国民戦線・ルペン候補は「私はフランス共和国の大統領になりたいのであって、EUの一地域を統治したいわけではない」と強調しました。
これに対してマクロン候補は、EUを離脱する国は今後、痛い目にあうだろうとルペン候補を批判しました。
最新の調査では、マクロン候補が大統領に当選する見通しが示されていて、ロイター通信は討論会でもマクロン候補が優勢だったとする調査結果を伝えています。